top of page

白馬八方温泉まるいし宿と唐松岳登山旅



今回は、登山+宿泊記ブログです。唐松岳に日帰りで登って、白馬八方温泉まるいし宿に宿泊するプランです。結論、とっても贅沢で充実した2泊3日の旅になりました。限られた週末の時間を利用していく旅行も楽しい。ぜひみなさんの何かの参考になればうれしいです:)



今年の私のテーマは「豊かさを自分の身体を動かして生み出す」

物質的・金銭的豊かさももちろん好きだけど、そういうものに自分の豊かさを依存させたくない。

その代わり、自分で体を動かして生み出す豊かさを今年はたくさん経験したい!と思っています。

何が好きかよく考えて、人のことではなく自分のことを知って、生活していくことの重要さを感じる。


この旅は、自分が思う豊かさや贅沢を味わえました。今後もこういう風に時々贅沢できたらいいな。

今回はその一部のわたしの贅沢をご紹介します。



唐松岳登山+白馬まるいし旅館タイムスケジュール

Friday 19:00 : 東京発

Friday 23:30 : ケイミチゲストハウス着

Friday 24:00 : 就寝

Saturday 3:30:起床

Saturday 4:00 :黒菱駐車場着

Saturday 4:30 :黒菱ライン リフト乗車

Saturday 5:00 :登山開始

Saturday 6:30 :八方池着

Saturday 10:30 :唐松岳山頂着

Saturday 14:00 :下山

Saturday 15:00 :白馬八方温泉おびなたの湯着

Saturday 16:00 :白馬八方温泉まるいし宿着



Friday 19:00 : 東京発

大きいバンを彼氏が購入した(ラッキー)のですが、現在修理中のため小型車で行くことに。

車中泊も出来ないし、日の出と共に早朝から登る予定だったので3日前くらいに八方にあるケイミチゲストハウスを予約した。さっきまで仕事で使ってたパソコンをさっさとしまい、車に乗り込み、金曜日夜に東京を出発。どんなに1週間疲れていても、旅の始まりの金曜日は無限にエネルギーあり。つまり最高。




Friday 23:30 : ケイミチゲストハウス着

2~3時間仮眠するためにとったケイミチゲストハウス。本当に寝るだけのつもりだったので適当に空いていたドミトリーを予約。1人3500円くらいだった。このゲストハウスが、とても清潔で快適だった。何より、深夜でもセルフチェックインが可能なのが週末弾丸旅行会社員にはありがたい。もちろん、早朝にセルフチェックアウトもできた。北アルプスにまた登りに行く時は、前泊で利用したい。

ただ、宿問題ではなく2人ともカフェインを就寝直前に飲んでしまったかつ興奮しておりほとんど寝れなかった(笑)


Saturday 4:00 :黒菱駐車場着


4時の時点で7割程度は埋まっていました。道は急斜面でかなり細い。大型車は通りづらいかも。

200台しか駐車できないかつ、早朝は黒菱リフトのみの運行のため人が集中する模様。


Saturday 4:30 :黒菱ライン リフト乗車

なんとか起きて、黒菱駐車場へ。


唐松岳は、最大3つのリフトを乗り継いで一気に標高をあげることが出来るので日帰りで2700m級の山を登山することが可能。しかも途中の八方池までは道がかなり整備されているので普段登山しない方でも装備なしで行くことができる。北アルプスをお手軽に味わえる。


私たちは日帰りかつ早朝から山登りをしたかったので、唯一早朝運行している黒菱ラインのリフトに乗車。

そこからはリフトには乗らず歩いて山頂を目指しました。


Saturday 5:00 :登山開始


八方池山荘に到着し5:00過ぎに登山開始。なんとこの山、登り始めから道が開けているので北アルプス(五竜岳や白馬岳)を眺めることが出来るんですよね。360度景色があり、楽しめました。高山植物も各所で見ることができます。

唐松岳


唐松岳 ケルン



Saturday 6:30 :八方池着

1時間半ほどあるいて八方池に到着。

お天気に恵まれたので、白馬三山が水面に映る景色も堪能できた。早朝だったので人も少なく、ゆっくりすることができました。ここまでであれば、ぎりぎり登山靴なしでもたどり着けるかと思いますので、半日なにかアクティビティをしたい時のおすすめ。

八方池


八方池とモンベルバッグを背負う私


八方池

ここから先が登山口なので、装備をもってスタート。標高がすでにあがっているので、ゴツゴツとした木の根元を歩いていくというよりは、大きい石の道を歩いていくような感じ。急登の印象もなく、所々で休憩できる開けたスペースがあるので非常に登りやすかった。


途中天気が少し崩れて霧がかってしまいましたが、存分に景色を楽しみながら登っていきました。





唐松岳 登山道
唐松岳 登山道とちょうちょ

唐松岳登山道

山頂が見えてきました。岩場でゴツゴツした箇所もあるのでストックがあると非常に登りやすい。

唐松岳の山脈

写真が悪くて申し訳ないですが、唐松岳頂上山荘も見えてきました。非常に小綺麗で清潔な山小屋です。

朝イチでいったので、また食事が提供されていませんでしたが、お手洗いを300円でお借りしました。

女性は特に、山でのトイレが気になるかと思いますが、私の所感)どこも思ったよりきれいです。洋式トイレも増えているので大荷物の登山の時は大助かり。


ここに泊まってゆっくりする&五竜岳に行くプランもよかったなー。

唐松岳頂上山荘

20分ほど歩いてピークに向かいます。稜線歩き、気持ちよくて最高!

唐松岳 頂上

唐松岳山頂からの景色 

Saturday 10:30 :唐松岳山頂着

山頂へ到着!山頂への道は急登なので最後に一気にパワーを使う感じ。今回は、山頂で一旦ランチ?(朝ごはんの時間)

唐松岳頂上

山登りに行く前の準備(買い出しや荷物詰め)もイベントとして楽しめるタイプ。キャンプでもそうだけど、当日コンビニで調達するよりも近所のスーパーなどで事前に買い出しをします。スーパーのほうがバリエーションも多くて色々と買えるので。ただ、1点注意点があってお箸などのカトラリーを忘れやすい(笑)

コンビニでは、だいたい一緒に入れてくれるから問題ないけど、スーパーで買って自分で持っていくと忘れる。今回も忘れてしまい(2度目)、山頂に落ちているテキトーな枝を拾って麺をすすった。

(あとは、アイラインのペンも試した)



そのまま3時間ほど下山しました。

この日は、午後から天気が崩れる予報だったけど、終日晴れでとても気持ちよく登山が出来たなー


 

下山後のリフレッシュ、おびなたの湯へ

Saturday 15:00 :白馬八方温泉おびなたの湯着


下山後は、白馬八方温泉おびなたの湯に立ち寄りました。。八方から白馬大雪渓へ向かう途中約3kmにある源泉に一番近い日帰り温泉施設です。


露天風呂のみのシンプルな温泉ですが、加水・加温をしていない100%かけ流しの贅沢温泉。

お湯はとろっとしており、すぐに身体を温めてくれるような感じ。全然湯冷めしない。周辺の温泉よりこじんまりしているのか、人も少なくゆっくり浸かることができました

おびなたの湯入口


 

行ってみたかったお宿、念願のまるいし宿へ


Saturday 16:00 :白馬八方温泉まるいし宿着



おびなたの湯を後にし、念願のまるいし旅館へ。

実は今回の山旅、このまるいし宿に泊まってみたくて計画したんです。

1泊1人12000円程度なのに、お料理が素晴らしいというレビューを見てぜひいきたいということで予約しました。あーーー本当に大満足の旅館でした。


白馬八方温泉まるいし宿

白馬八方温泉まるいし宿 外観

旅館のお部屋はいたって普通の旅館という感じでしたが、早朝からの山旅だったのでお部屋は十分でした。20時に寝たし。


食事処に移動して夕食をいただきます。

地産地消にこだわっており信州・長野産のオンパレード。お味噌やお米も自家製・自家栽培です。


写真にうつっているのは前菜の盛り合わせと信州産牛肉の味噌煮込みです。

素材の味を生かす味付けがされており、山で疲れた身体に染み渡る美味しさ。



白馬八方温泉まるいし宿 夕食

馬刺しがおいしいと口コミで見ていたので、前日に予約して出してもらいました。お醤油と生姜と一緒にいただきました。くさみがなく、さっぱりしていて非常においしかった。(あんまり馬刺しを食べたことなかったけど、低脂質・高たんぱくでハマるかも)

白馬八方温泉まるいし宿 馬刺し

利き日本酒セットもあったんだけど、とにかく疲れており(笑)すぐに酔っぱらいそうだったので、信州亀齢を一合いただきました。この日本酒がとにかくお刺身やお料理と合う。辛口で、後味に深みがある。


関東信越国税局酒類鑑評会で最優秀賞を頂きました。
<信州亀齢は、2015年関東信越国税局酒類鑑評会の吟醸部門におきまして、 最優秀賞(第一位)を、純米部門でも優秀賞を受賞させていただきました

賞を受賞しているだけあり、その美味しさは期待以上でした。また絶対に飲みたい。

日本酒 亀齢

「やまめの塩焼き」や「プリン」、「ズッキーニとベーコンのてんぷら」などすべてのお料理にこだわりを感じました。もちろん、自家製のお米とお味噌汁もチョーサイコウ(語彙不足)で、お土産にお米を買って帰った。


白馬八方温泉まるいし宿 夕食

おなかいっぱい頂いた後はダウン(笑)お酒の力もあいまってそそくさ就寝。

朝6時に起床して、旅館の温泉に入りました。もちろん八方温泉です。こじんまりとしているお風呂でしたが、貸し切りだったので、ゆっくり浸かれました。気分もリフレッシュ。



7時に朝ごはんをいただきます。バイキング形式なんだけど、バイキング形式の朝ごはんの中で一番感動したというくらいのお料理の数々でした。バイキングは生野菜やソーセージなどシンプルなものが並んでいるイメージですが、こちらのバイキングは手間暇かけて作られたおかずがこれでもかというくらい並んでました。


本当に何食べても感動するくらいおいしい。


大食いで噂されている私は、「和食セット」「洋食セット」「デザート」で3回パターンを変えていただきました笑



白馬八方温泉まるいし宿朝食

ひじきの煮物、ポテトサラダ、焼き鮭・・・思い出すだけでおなかがすく。。。

白馬八方温泉まるいし宿朝食

白馬八方温泉まるいし宿朝食

写真にはうつっていないけど、自家製のパンを使ったフレンチトーストやお手製ジャムもおいしかった。

白馬八方温泉まるいし宿朝食

食事に期待をして宿泊しましたが、想像を超える美味しさとありえないコストパフォーマンスのよさでした。

おかみさんのおもてなしもつかず、離れずでとても心地よかったです。

白馬に行く際はまた必ず泊まりたいお気に入りのお宿になりました。




 

旅のまとめ


  • 自分にとって何が贅沢かということに気付かされた。

  • ラグジュアリーなお泊りより、日帰り山(10時間前後)→温泉→温泉旅館というアクティブプラン自体が好きだということに気付いたので、今後もこんな旅を繰り返したい

  • 前泊でバックパッカーに泊まるのも楽しい

  • 身体を動かした後に浸かる温泉や頂くごはんが言葉にならないくらいよい。

  • 唐松岳は、日帰りでも十分楽しめる。ビギナー登山者にも優しい美しい山。ぜひ縦走もしたい

  • まるいし旅館は、コストパフォーマンスとサービスとお料理すべてが素晴らしい。あと1万円出しても宿泊する。絶対また再訪する。みんなも泊まってね。


タグ:

Comentarios


Category

Latest Articles

GoodWavesJournalの更新通知を受け取れます。

copyright©2022 Good Waves Journal All rights reserved.

bottom of page